ZEN CLUB

豊かな暮らしを創るコミュニティ・ペーパー

Number.483

ゲレンデに いのち匂へる 百合百花

今月の俳句

今月の俳句:愛知県宮下信子
今月の写真:愛知県佐藤

季節感溢れる、風景写真と俳句を募集中!「ZEN CLUB」の表紙を飾る写真と俳句を募集中。応募写真は編集部にて選考の上掲載いたします。 詳しくは「ZEN CLUB編集室」へ 052-703-1111(代) 

百合

7月に入り、百合の花が最盛期を迎え、各地で艶やかな姿を披露していることでしょう。ところでこの美しい花、どこかの国の重要なアイテムで見た記憶がございませんか? 国花として愛されるフランスがその答えで、その歴史を辿ると、5~6世紀に栄えた『フランスの原型』でもあるフランク王国の王が天使から百合を授けられた・・・という伝説まで遡り、それ以降、百合をモチーフにした紋章「フルール・ド・リス」が使用されてきました。上述のように大昔のヨーロッパでは、百合は「神聖のシンボル」として重要視。ルイ13世の十字軍遠征の際に用いられたり、かのジャンヌ・ダルクが持っていた旗にも記載されるなど、フランス文化の側には常に百合が存在していたと言っても過言ではありません。歴史に思いを馳せて百合をじっくり眺めていれば、どこか神聖な香りが漂ってくるようですね。

暑中お見舞い申し上げます

暑中お見舞い

株式会社ZENホールディングス
代表取締役
小林 憲司

初夏の候、皆様におかれましては
ますますご清栄のことと拝察いたしております。

景気は引き続き良くなっているという実感の薄い中で、日経平均はやっと2万円を超えてきました。一方、求人倍率はバブル期を超えて、43年ぶりの水準に達しているとの報道がありました。2017年4月における完全失業率は2.8%まで低下し、雇用情勢は「売り手市場」の様相を強めているとのことです(日経新聞2017年5月30日)。

2017年は働き方改革元年ということで、プレミアムフライデーの実施などもあり、労働時間の短縮を是とする雰囲気が強くなってきています。また、新卒採用においても、休日が充実している会社が選択されるという傾向があるようです。

某大手企業の女性社員が自殺まで追い詰められた事件などを契機として、働き方改革という新しい潮流に繋がってきていると考えます。しかし、この議論がただ単に短く働くことが望ましいという誤ったメッセージを広めているのではないかと心配しています。仕事は本来自らの成長を促進する機会であり、単に楽な仕事でより多い報酬を得られればよいというものではないと思います。納得いくまで時間を気にせず仕事をしなければならない場合もあるはずで、そのような状況や要望にも対応できる制度改革であって欲しいと考えます。また、報酬は本来成果に対して支払われるものであり、成果を短時間で出すことこそが望まれていることを明確にしていく必要もあると思います。雇用者及び被雇用者の両者にとってメリットのある働き方改革が実行されることを望みます。

こころの時代

COLUMN

このところ、毎週日曜日の朝5時からNHK教育テレビで放映される「こころの時代」を楽しみに見聞きしている。海外にいても必ず見逃さない。それを見る都度、心のあり方を学ぶ。

私は生来81年を経て元気に仕事をしている。最後の奉公と思って。長い間世話になった会社に、そして社会に。その間を経て、これほど「心を失った日本人」いや「国」に出会ったことはない。心なき世の中に目を覆いたくなる。

私は信州の田舎で生まれ育ったが、年に一度旅回りの芸人がやってきてそれを神社の仕立てで見ることは実に楽しかった。今でもその温かな風景は心の底にこびりついている。一方、現在の政治芝居には目をそむけたくなる。出来るだけ見ないようにしているが、気になって見てしまう。

今後、世の中の人々はますます自己中心的になり、それに比例してテロも増えていくであろう。トランプの出現、イギリスのEU離脱等々は、まさに歴史の必然性の上に表れた不文律の現象である。

このあたりで世界に誇れる日本民族の「心」をもって、少しでも心豊かな世の中へと導きたい。

Y.M