ZEN CLUB

豊かな暮らしを創るコミュニティ・ペーパー

Number.489

年頭のご挨拶

年頭のご挨拶

株式会社ZENホールディングス
代表取締役
小林 憲司

あけましておめでとうございます。
  昨年は大変お世話になり、誠に有難うございました。
   本年もよろしくお願いいたします。

昨年は働き方改革の影響もあってか人手不足感を強く感じる1年となりました。政府の方針により総労働時間を厳しく制限された結果、多くの企業では労働時間短縮に動かざるを得ない状況となりました。今までの業務量をこなすには必然的に労働者数を増やさざるを得ず、労働力確保のために、新規募集者の待遇改善、あるいは非正規従業員の正社員化を行う企業が目につきました。

働き方改革は、より短時間で今までと同じ生産量を維持できれば従業員も企業も双方でハッピーな結果となるのでしょうが、今の状況は十分な生産性アップが無い中で待遇改善が進行しているように感じられ、企業サイドの負担が一方的に増加しているように思います。この人件費アップに耐えられず、市場から退散する企業が増加して行けば、最終的には雇用の提供者が減ってしまう訳です。従って、働き方改革については、労働生産性の向上という側面も含めて議論が行われる必要があると思います。

また、人手に替わる労働力として、人工知能(AI)あるいは物とインターネットの結合(IOT)が脚光を浴びた1年でもあったと思います。AIが世界トップレベルの棋士に勝利したというニュースもあり、何でもよいからAIあるいはIOTというと株式市場では高く評価されるようですが、真に有用なAIは現実にはどのくらいあるのでしょうか。

この世の中は十分に複雑で、想定外のことも数多く起きることを考慮すれば、人を教育するのと同じくらいの労力をかけないとAIも役に立たないということであれば、まだ人を教育する方が楽しいように感じます。そうとはいえ、これらの新しい技術の進展は今年も注意深く観察して行きたいと思います。

皆さま方にとって今年がよい年になりますようお祈り申し上げます。