ZEN CLUB

豊かな暮らしを創るコミュニティ・ペーパー

Number.494

暮らしのネタ帳

家事や休息、家族団らんなど、日々行う「家の中の出来事」はさまざまです。他の人より【ちょっと】知っているだけで、毎日の暮らしがスムーズに楽しくなる場面も多いことでしょう。毎回お届けするこの「ZENCLUB」がひとつの有益情報になっていただければと、編集部員一同でオトクなネタをピックアップしました。ぜひ一度、ご活用ください!

【生活の知恵】遮熱対策にもつながる「グリーンカーテン」に挑戦

年々厳しさを増す夏の暑さへの対策法として、最近注目されているのが「緑のカーテン(=グリーンカーテン)」。室温を下げることで、結果的に冷房などの節電にもつながるため、エコな取り組みとして知られます。快適な夏を目指し、今すぐにでも始めるための基礎知識をまとめてみました!

「グリーンカーテン」って何?

強烈な日差しを避けるように木陰に入ると、普通の日陰より涼しく感じることはありませんか? それもそのはず、植物の葉は水分を蒸散し、周囲の熱を奪う役割があるのです。同じように、家の窓際で〝つる性の植物〟をカーテンのように育てることで、日光を遮りながら室温の上昇を抑えるのがグリーンカーテン。エコなだけでなく、植物を育てたり咲いた花を観賞したり、成った実を収穫するなど楽しみ方も多彩。タネから育てれば達成感も大きいですが、今の時期ならば苗から始めるのがオススメです?

(必要なもの)

プランター・鉢/鉢底石/用土/ネット/支柱/肥料/その他(ひもや針金、結束バンド、スコップ、ジョウロ、手袋など)

基本的な育て方

1.土入れ

プランターや鉢をネットに合わせて設置し、鉢底石を底に薄く敷きつめて培養土を投入。水やりする際にあふれ出ないよう、縁から下へ2cm程度すき間を残して入れるのがポイント。

2.タネまき

タネが発芽するには、光・温度(地温=土の温度)・水分が不可欠。発芽適温やまいた後の温度管理には細心の注意を払いましょう。

3.植え付け=定植

別の場所でタネから苗をつくった場合は、プランターや鉢に植え替える定植作業が必要です。苗を入れてすき間に土を入れ、茎の根元にも土をかぶせます。定植後はたっぷりと水やりを!

4.水やり

日頃の水やりは土中の空気を入れ替える役目もあります。容器の土表面が乾いたら、鉢底から水が出てくる程にたっぷり目に。やり過ぎで植物を枯らすこともあるので適度が大事。

5.誘引

茎がどんどん伸びてきたら、〝はわせたい方向〟に手でネットに絡ませるように誘導。自然に上に向かっていきますが、望む方向と違う場合は順次調整を。

6.追肥

植物は根から土中の養分を吸収して成長するため、その養分が少なくなれば追肥作業を行います。水に混ぜて水やりの際に与えるタイプや、茎の根元に置くタイプなどがあります。

7.摘芯

葉や茎を増やしてカーテン効果を上げるために、茎の先端部分を摘む作業。植物によって摘芯が必要なものと不必要なものがあり、タイミングなども異なります。

8.受粉・害虫&病気対策など

実が成るのに受粉作業が必要な植物には相応の対応を。葉を食べたり病気を運ぶ虫は捕殺を行い、葉に変な模様が出たり変色していたら、早めの処置を心がけましょう。

オススメの植物

ゴーヤー

高く伸びて成長も早く、虫や病気にも強いため初心者にも最適。食用にも活用され、収穫時期はおよそ7月中旬~10月上旬頃。

西洋アサガオ

ゴーヤー同様に育てやすさはピカイチ。日本アサガオが午前中にしぼむのに対し、西洋アサガオは夕方まで花が咲くのが特徴。

パッションフルーツ

時計の文字盤を思わせる美しい花、丸いボール型の果実、甘酸っぱい香りが特徴。タネまで食べられるのもポイントです。

フウセンカズラ

名前のように、紙風船のようにふくらむ袋状の果実が可愛らしい植物。成長が早いため、前述の誘引が育てるコツとなります。