ZEN CLUB

豊かな暮らしを創るコミュニティ・ペーパー

Number.503

季節によって呼び名が変わる?

雑学コラム

3月と言えば、春分の日があります。前後数日間がお彼岸にあたり「ぼたもち」や「おはぎ」をお供えする方も多いでしょうね。この二つの食べ物は、基本的には同じものなのですが、なぜ名前が異なるのでしょうか。その答えは、「牡丹餅」と「御萩」と漢字で書くと分かります。もともと春と秋に咲く花を見立てて作られていたため、季節によって呼び方が違っていたのです。小豆の収穫時期により、「つぶあん」「こしあん」の違いしかなかったのですが、保存技術の発達によりあんでの区別も曖昧となり、今ではどちらか一方の名称を使用することが多くなってきたそうです。しかしこれだけではありません。なんと春と秋以外にも、夏は「夜船」、冬は「北窓」と異なる呼び名が存在しています。

このように季節で表現を変えるのは、四季を楽しむ日本人らしい考えだと思いませんか。