ZEN CLUB

豊かな暮らしを創るコミュニティ・ペーパー

Number.507

顧客、社会、社員に 評価される建築屋

リーダーが語る未来

株式会社辰

代表取締役 岩本 健寿

Takehisa Iwamoto

建築屋 辰の最大の特徴は〝施工の専門店〟であるということ。いわゆるゼネコンには、設計部門や不動産部門などがありますが、我々は一切、そういった〝副次的〟ともいえる業務に手を出すことなく、ただひたすらに施工に特化。その姿勢の根底には創業以来のイズムとして流れる〝一流の方々と良いものを造りたい〟という想いが強くあるからにほかなりません。一流の設計者、一流の不動産会社、一流のお客様と手を携え、我々はそこに一流の施工を提供しようと考えてきました。その一貫した姿勢はブレることなく、創業20周年を迎えた現在も変わることはありません。

さらに当社は、お客様の想いや設計者のこだわりを実現するために挑戦を続けていきます。

年頭の全社員会議にて、当社の未来を示すビジョンを掲げました。社員全員で共有しているのが〝10年後の東京で一番、つまり日本一の建築屋になる〟というフレーズです。スローガンとしての意味合いも多分にありますが、「顧客の評価」「社会的評価」「社員の評価」という三つの観点から厳しく自社を評価すべきだろうと考えています。

お客様や設計者の評価はもちろんのこと、二つ目に掲げている「社会的評価」は、建設業界の地位向上のためにも重視すべきものです。現在、職人の高齢化や低賃金などの問題もあって業界全体が人手不足に悩まされています。その現状を打破するためにも、現場監督という職業のやりがいやモノ造りの喜びを、私たちが造り上げた物件を通じてアピールすることが、ひとつの社会貢献になるのは間違いありません。

三つ目に掲げる社員に支持される会社になるためには、〝会社のビジョンや志に共感できるか〟〝こだわり建築のモノ造りはやりがいがあるか〟〝信頼できる上司がいるか〟〝報酬に満足しているか〟等、そのすべての問いに対して〝イエス〟と答えられる会社になることが必要です。

また、明確な定数評価として、完成物件の建築雑誌掲載件数は注視しています。一流の建築を志向する評価であり、且つ、当社の施工担当者の名前が掲載されるのですが、自分の名前が全国誌に載るのは嬉しいものです。仕事の達成感という意味では当社の最大の魅力といっても過言ではありません。

今後はやみくもに規模を拡大するのではなく、少数精鋭の体制で売上規模100億を目指します。社会的評価や業者の求心力を得るためには必要な数字であり、達成後は中身を磨きに磨いて、お客様や設計者に吟味されて選ばれる本物の良い会社にしたい。さらに次代を担う建築人材の育成にも挑戦します。学校の講義を通じ、施工の面白さを伝えたいですね。土台からしっかり積み上げていくという点では、人づくりと建物造りは共通している部分があると感じていて、どちらもじっくり取り組んでいきたいと思っています。

株式会社 辰

代表者
岩本 健寿
本社所在地
〒150-0002 渋谷区渋谷3-8-10 JS渋谷ビル5階
TEL
03-3486-1570
資本金
5,000万円
売上
71億(2018年 第9期)
従業員
59名(役員除く)※2019年4月1日現在
営業種目
建築施工