ZEN CLUB

2021年01月号 Number.525

How to succeed 読んでためになる住まいと暮らしの知恵

Vol.01 知っておきたい「住宅ローン控除」

住宅ローンを利用してマイホームを購入した人には税金(所得税・住民税)が控除される制度があります。これが「住宅ローン控除」。 面倒に思っても、税金がまとまって減額される大事な手続きですので、しっかりと流れを理解しましょう。

今回は2020年の住宅ローン控除についてのご紹介ですが、2021年の住宅ローン控除の改正概要(予定)も参考にしていただければと思います。

住宅ローン控除を受ける4つのポイント

Point 01 どんな人が受けられるの?

特別な高額所得者以外、ほぼ全員が対象です。

  • 年間の所得が3,000万円以下
  • 住宅ローンの返済期間が10年以上であること
  • 控除開始の前年末までに入居すること

Point 02 どんな住宅だと受けられるの?

2020年 「床面積50㎡以上」の「本人居住」が基本です。

  • 店舗付き住宅なら、床面積の半分以上が居住用であること
  • 新築でも中古※でもOK
    ※木造で築20年以内、マンションなどは築25年以内

2021年 面積要件が「40㎡以上」に緩和される予定です。

Point 03 どれだけの税金が戻ってくるの?

2020年 年最大40万円×10年間※戻ってきます。

  • 毎年末のローン残高の1%(最大40万円、または50万円)が、10年間控除※されます
    ※所得税から控除しきれない額は住民税からも控除されます。ただし、控除額には上限があります。
  • 消費税10%が適用された住宅は、さらに3年間控除が延長
    ※消費税10%が適用された住宅で、2020年12月31日までに入居した場合は3年間延長され、11年目以降は、住宅ローン残高の1%または建物購入価格(一般住宅4,000万円、長期優良住宅などは5,000万円まで)の2%を3年で割った額の低い方の額が控除されます。また、新型コロナウイルス感染症の影響で一定の要件を満たせば上記入居期限は1年間延長されます。

2021年 控除期間13年間の特例を入居期限2022年12月末まで延長予定。

Point 04 どんな手続きが必要なの?

必要書類をそろえて確定申告を。

必要書類
  • 登記書類
  • 購入の際の契約書
  • 住宅ローン残高証明書 など

今回ご紹介した「住宅ローン控除」につきましては2020年・2021年(予定)の制度です。また各種条件や必要書類など上記以外に細かな決まりがありますので、詳しくは税務署・金融機関・不動産会社などでご相談ください。