Vol.03 住宅購入の「諸費用」とは
家を買う時・買った後には、「物件価格」だけでなく、さまざまな資金が必要になってきます。それぞれどんな費用が必要なのかをご紹介します。
Point 01 「物件価格」以外に、どんな費用が必要なの?
購入時には右表のような諸費用が必要となり、通常は住宅ローンの借入額には含まれず、現金で支払うことになります。また購入後も、税金や維持費などがかかります。
住宅購入時の主な諸費用をご紹介します。
- 印紙税
- 契約書に貼る印紙代のこと。規定額の印紙を貼り、割印を押して納税します。売買契約書以外にも様々な契約書があります。
- 住宅ローン借入費用
- 金融機関に支払う融資手数料やローン保証料、また団体信用生命保険(団信)の保険料・火災保険料などがあります。
- 登記費用
- 土地や建物の所有権などの権利関係を登記所(法務局)の登記簿に記載する際に納める、登録免許税と手続きを行う司法書士の手数料です。
- 固定資産税・
都市計画税清算金 - 毎年1月1日※3時点で土地や建物を所有している人に対して課税される地方税。引き渡し日を境に日割りで計算します。
- 不動産取得税※1
- 不動産取得税は、建物や土地などの不動産を買ったときに一度だけ支払う地方税。土地と建物それぞれに税がかかります。
- 仲介手数料
- 仲介会社(宅地建物取引業者)と媒介契約を結んで住宅を売買する際に、仲介会社に支払う手数料です。
- 修繕積立基金※2
その他 - 修繕積立基金は、共用部分の大規模修繕工事に必要な費用を賄うためのもの。その他、注文住宅では様々な費用※4が必要です。
住宅の種別や状況によって異なります。詳しくは、不動産会社などにお問合せください。

Point 02 「諸費用」は、いくら位かかるの?
一つの目安として、購入時諸費用は4,000万円の新築マンションの場合、120万円~ 200万円※。これに加えて、引越し費用や家具購入費用などが必要になります。