おうち時間を楽しもう
#004「絵本」で楽しむ

おうち時間を満喫するさまざまなヒントを
ご紹介するコーナー。
今回の主役は「絵本」です。
コロナ禍で外出する機会が減りおうちで子どもたちと過ごす時間が増えたというファミリーも多いのではないでしょうか。
エネルギッシュな子どもたちが走り、飛び回るだけではないリビングでの楽しい過ごし方をご紹介します。

絵本も宿題も。リビングで深まる親子の絆。
家族が集まるリビングは、団欒の場として活用される方も多いでしょう。テレビを見たり、お茶の時間を楽しんだり。ですが、家族全員が同時に同じことをする時間は、実はそれほど多くはありません。趣味や在宅ワークのためのスペースになったり、現在は多目的に活用する家族も増えています。

最近、小さなお子さんがいる家庭では、リビングの一角で宿題をする「リビング学習」が人気だそう。リビングなら、そばに家族の気配が感じられ、見守られている安心感もあるのでしょう。子どもがすぐに質問できる環境にあることや、会話をすることで、家族間のコミュニケーションが増えることも人気の理由です。
もっと小さなお子さんの場合、リビングで一緒に絵本を楽しむのもおすすめです。絵本の読み聞かせは片手間にはできないため、それだけで子どもとしっかり向き合う時間となります。子どもの隣に座り、語りかけるように絵本を読む。それは、子どもにとっても親と触れ合える特別な時間となるはずです。絵本にはいろいろな言葉が出てくるので、知らない言葉も覚えていくことになります。
ときにはテレビを消して、親子で絵本に触れ合う時間もいいかもしれません。最後に、親子で一緒に読みたい、おすすめの絵本を4冊紹介します。
対象年齢別おすすめ絵本
0-1才

どんないろがすき
絵:100%ORANGE
フレーベル館
大人から子どもまで幅広く知られている童謡「どんないろがすき」を絵本化。子どもたちの色への興味を高める一冊。
2才

もうぬげない
作:ヨシタケシンスケ
ブロンズ新社
ふくがひっかかってぬげなくなって、もうどれくらいたったのかしら。このままずっとぬげなかったらどうしよう。でも、なんとかなりそうな気もする・・・!さて、どうする??
3才

パンどろぼう vs にせパンどろぼう
作:柴田 ケイコ
KADOKAWA
パンどろぼう、それは世界中のおいしいパンを探しもとめる大どろぼう。パン屋のおじさんにさとされて、りっぱなパン職人になりました。ところが、またしても事件の予感が・・・?
4才

こんとあき
作:林 明子
福音館書店
あきは古びてきたこんを治してもらうため、こんと一緒におばあちゃんの家にでかけます。何度も大変なめにあうこんとあき。互いがかけがえのない存在であるこんとあきの冒険の物語。