ZEN CLUB

2021年 05 月号 Number. 529

四季折々に豊かな心を育む くらしの歳時記

第3回 端午たんごの節句菖蒲湯しょうぶゆに浸かろう」

こどもの日として知られる5月5日は、「端午の節句」のほか、5月頃から花を咲かせる菖蒲をさまざまな形で用いるため「菖蒲の節句」とも呼ばれています。

菖蒲特有の強い香りが邪気を祓うとされ、菖蒲を軒に吊るす風習があるほか、菖蒲をお酒に浸して飲む菖蒲酒や菖蒲の葉や根を入れたお風呂に浸かる菖蒲湯などがあります。

特に菖蒲湯には、リラックス作用や血行促進などに効果があるとされ、なにかと体調を崩しやすい季節の変わり目に、菖蒲湯に浸かることが習慣になったとか。古くから厄除けだけではなく、子どもの健やかな成長を祈る行事でもあったのです。

菖蒲の香りを楽しみつつ厄除け&健康祈願!今年は家族みんなで菖蒲湯を体験してみるのもいいかもしれません。

菖蒲
菖蒲を頭に巻くと「頭が賢くなる」との言い伝えがあります。葉を一枚使ってはちまきのように縛ります。