ZEN CLUB

2021年 04 月号 Number. 529

住まいの「今」と「未来」を描く あしたの住まい Vol.02

住まいの収納を考える

間取りを考えるときに関心が高い収納

家を建てるときなど、多くの方が頭を悩ませるのが間取りではないでしょうか。住みやすい家を考えたときにどんな間取りを思い描きますか。昨年、(株)リクルートが注文住宅の検討者を対象とした『2020年注文住宅動向・トレンド調査』で、住宅に取り入れたい間取りを調査した結果、「ウォークインクローゼット」「パントリー」「シューズクローク」などの収納系の設備が上位にランクインしていることがわかりました。住まいの間取りを考える上で収納はやはり高い関心事であるようです。

取り入れたい間取りは?

暮らしに合わせた多彩な収納

家族の人数や生活スタイルによっても必要な収納スペースは異なりますので、収納スペースが広ければよいということではありません。家族の生活動線に合わせ適材適所に設けられた収納スペースは、家事や身支度をスムーズに行え、片付けやすい家となり空間にも気持ちにも余裕が生まれます。毎日過ごす住まいを片付けやすく快適にするには、どんな収納が必要でしょうか。今回は、間取りをもとに、キッチン、寝室、玄関などそれぞれの場所に設けられた多彩な収納スペースの事例を見てみましょう。また、最近注目されつつある土間玄関やウォークスルークローゼットなどの収納スペースもご紹介します。

シューズクローク:戸建てでもマンションでも人気の設備。靴はもちろん、ベビーカーなどのかさばる物や、傘や子どもの遊び道具など収納に困るものもたっぷり収納できます。 パントリー:調味料や根菜類、ちょっとした調理器具などを見えない所にまとめて収納。すぐに取り出せるのでキッチン周りをいつもすっきりさせておけます。 リネン庫:お風呂から上がったときのために、体を拭くタオルなどを収納するスペース。下着類やパジャマなどの収納場所としても便利です。 床下収納:長期保存できる缶詰などの食品や使用頻度の低い調理器具、日用品のストックなどの収納に便利。 クローゼット:衣服や雑貨などを収納するスペース。内部には使い方に応じて、衣類を吊るすためのハンガーパイプや、棚板や引き出しを付けることができます。 ウォークインクローゼット:洋服をかけるハンガーパイプや収納棚が作りつけてあるタイプもあり、取り出したいものをすぐに確認でき、身支度が短時間で済むメリットがあります。

最近注目されている2つの収納をご紹介

土間玄関

家の内と外をゆるやかにつなぐ土間。外からそのまま土足で歩ける便利な収納スペースとして注目されています。自転車やDIY用品、ウォーターサーバーのボトルなどの収納にも適しています。

ウォークスルークローゼット

収納と動線という2つの機能を持たせた間取りで、住まいの回遊性がアップ。どのスペースをつなぐかによって使い勝手は変わります。洗面室や寝室に隣接させると、身支度や着替えがスムーズに。