ZEN CLUB

2021年07月号 Number.531

おうち時間を楽しもう

#007「天体観測」を楽しむ

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おうち時間を満喫するさまざまなヒントを
ご紹介するコーナー。
今回の主役は「天体観測」です。

夏の夜空といえば、七夕伝説の「天の川」がよく知られています。
実は、夏の夜空には明るい星も多く天体観測がしやすい時期でもあります。
今宵は自宅のベランダやお庭から星空を眺めてみませんか。

ベランダから宇宙につながる。自宅で天体観測!!

天体観測というと、山の上まで行って天体望遠鏡で星を見るというイメージを持つ人も多いかもしれません。ですが、本格的な機材を準備しなくても、コンパクトな望遠鏡やアウトドア用の双眼鏡を使って、自宅から星を眺めることができます。普段使い慣れた双眼鏡なら使いやすいですよね。倍率は低いですが、その分、広い範囲を観測できるので、お目当ての天体を見つけやすいという利点もあります。双眼鏡であっても、月のクレーターをしっかり確認することができますし、肉眼よりも見える星の数がぐっと増えます。

夏の夜空の目印といえば、「夏の大三角」。明るく輝いているため、初心者でも比較的見つけやすいはずです。しかし、なかなか見つけられないという場合にオススメなのが、星座を探せるアプリです。夜空にスマートフォンをかざすだけで、GPS機能と連動して、今いる場所から見える星座の名前を簡単に知ることができます。ちょっとしたプラネタリウムのような感覚で、お子さんも一緒に楽しめます。

自宅のお庭やバルコニーなど、空を見上げる場所があれば、そこが宇宙への入り口。なかなか遠出が難しいときでも、晴れた夜、親子でおしゃべりしながら、ゆっくりと天体観測を楽しむのもいいですね。月の満ち欠けに目を向けたり、星を眺めたりする時間が、日々に彩りを添えてくれそうです。

7月の夜空に輝く 夏の大三角



東の空で一番明るく輝く星が「ベガ」です。ベガから左下の方向にある明るい星が「デネブ」です。2つの星から二等辺三角形を作る位置にある明るい星が「アルタイル」です。「おりひめ星」と「ひこ星」のストーリーもあって、天の川が見えるかどうか、親子で盛り上がる家庭も多いのでは。

2021年7月12日、大接近中の「金星」と「火星」に「月」が接近

<画像> © 国立天文台

月12~14日頃に「金星」と「火星」が大接近します。12日には「月」も接近。狭い範囲に3つの天体がおさまるのは見ものです。

  • 2021年7月12日 日の入り45分後 東京の星空 東京の日の入り 18時58分