ZEN CLUB

2021年10月号 Number.534

四季折々に豊かな心を育む くらしの歳時記

第8回 神無月「秋の実りを食卓に」

10月となり、朝晩の冷え込みがはっきりしてくると、深まる秋を感じます。今まさに、さまざまな作物が収穫を迎え、一年で最も食材が豊かな時期。実りを迎える食材はお米をはじめ、きのこや芋類、栗・柿・なし・ブドウといった果物など、食欲の秋にふさわしくおいしい食材がたくさん登場します。

旬の食材はお手ごろ価格で手に入る上、ほかの時期よりもおいしく、栄養価が高いことも分かっています。特に秋の食材はビタミンや食物繊維が豊富で、体を温めてくれる効果が期待できるとも。これから迎える寒い冬に備えた体作りのためにも、例えばビタミンB1が豊富な栗ご飯はいかがでしょう。他にも秋刀魚、きのこ炒めなど、旬の食材を上手に取り入れて、収穫の秋を楽しんでみませんか

寒露かんろ]10月8日~22日頃

本格的な秋の始まり。五穀の収穫もたけなわで、農家では繁忙を極めます。この頃には、大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が多くなります。