ZEN CLUB

2021年11月号 Number.536

四季折々に豊かな心を育む くらしの歳時記

第10回 師走「冬至の日に柚子湯を」

今年の冬至は12月22日(水)。冬至とは1年の中で最も昼が短く、夜が長い日のこと。

昼が短いため生命力の衰えるときとも考えられ、この日に柚子を浮かべた「柚子湯」に入ることで、体をいたわり万病を防ぐという風習が各地に残っています。

柚子の香りには、邪気を払う力があるとされているほか、柑橘類の中で最もビタミンCの含有量が高く、血行促進の効果も期待できるとか。

冬至の別名は「一陽来復いちようらいふくの日」。この日を境に徐々に昼が長くなるため、太陽エネルギーが甦る、良い方向に向かっていくという前向きな意味があるそう。

寒い冬の日にしっかりと体の中から温まり、柚子独特の香りに癒やされながら、幸せも呼び込みましょう。

雪が降りはじめる頃。まだ積もるほど降らないことから小雪といわれたそう。次第に冷え込みが厳しくなるので冬支度を始める目安にしましょう。