ZEN CLUB

豊かな暮らしを創るコミュニティ・ペーパー

Number.486

ハロウィンの 仮装行列 賑々し

今月の俳句

愛知県 加藤淑翠様

季節感溢れる、風景写真と俳句を募集中!「ZEN CLUB」の表紙を飾る写真と俳句を募集中。応募写真は編集部にて選考の上掲載いたします。 詳しくは「ZEN CLUB編集室」へ 052-703-1111(代) 

ハロウィン

まもなくハロウィンの時期が訪れ、町はお祭りムード一色になりますね。ところでテレビや雑誌などで当たり前のように登場する、ジャック・オー・ランタンをご存知でしょうか? 日本語に訳すと、吊り下げランプのジャック。悪魔をだます罪をはじめ、多くの過ちを犯した大酒飲みのジャックという男が、天国にも地獄にも行けずに提灯片手に彷徨った・・・というアイルランドのお話が元ネタの、カボチャをくり抜いて作ったオバケのことです。ハロウィンの象徴として頻繁に目にしますが、発祥の地アイルランドでは元々、悪霊を寄せ付けない【魔除け】のような存在だったようです。当初はカボチャではなくカブをくり抜いていましたが、飢饉で苦しんでいたアイルランドからの移民がアメリカへやって来た当時、カブが無かったためカボチャで代用。ハロウィンの風習はそのままアメリカに定着しますが、カボチャがそのまま〝主役〟として鎮座するスタイルで、今日に至るわけです。偶然の出来事があの微笑ましいキャラを生んだかと思うと、ひと味違う愛着が湧きそうですね。

ハウジングプアを救う 改正住宅セーフティネット法

住宅ニュース速報

今年の4月、参議院本会議にて可決、成立した「改正住宅セーフティネット法」が、10月25日に施行されます。この法律の要点をおさらいすると、高齢者や障害者、低所得者、子育て世帯など『賃貸住宅市場で住宅の確保に困難を抱える人々』を「住宅確保要配慮者」と位置づけ、都道府県ごとに空き家の登録制度を新設。物件オーナーが登録に応じた空き家を活用して賃貸住宅を構えることで、「住宅確保要配慮者」に入居のチャンスを与え、住宅確保を促進するものです。

メリットとしては、全国各地で増え続ける空き家問題と、単身高齢者などへの入居差別を同時に解消できることが挙げられます。国土交通省の発表によると、2020年度末までに確保したい登録住宅は、全国で計17万5000戸。この目標を叶える秘策のひとつが、入居者に対する家賃補助。その詳細は、国と地方自治体が2万円ずつ折半することで、毎月最大4万円を補助するという仕組みです。もうひとつの策は、バリアフリー工事や耐震改修工事など『リフォームや改修工事』に対して、費用のおよそ1/3を国が補助するというもの。

さらには、独立行政法人の住宅金融支援機構からの融資も受けられるということで、入居者だけではなく物件オーナーにも喜ばしい法律というわけです。空き家と住宅困窮者の増加を解消するこの施策。積極的に運用されることを期待したいです。

炎上

COLUMN

「炎上」という言葉をインターネットでも目にする場面があります。例えば不当行為をほのめかすような書き込みがなされたとき、これを見た他の利用者がときには本名や職場をも突き止め、激しい批判を加えることです。

これまで、大多数は情報の「受け手」の立場にありました。ラジオや新聞、テレビなどが「送り手」の役割を担ってきたからです。そのため「送り手」としての訓練を受けることが無いまま情報を発信してしまうことがあり、冒頭の被害が生じます。

では、被害を防ぐためにインターネットを規制するべきなのでしょうか。フランスの哲学者ヴォルテールが「私はあなたの意見には反対だが、それを主張する権利は命をかけて守る」と言ったように、兎にも角にも表現の自由市場は守られるべきだと思います。

インターネットには「半年ROMれ」という、「初心者は過去の書き込みを読み作法を学べ」という意味の格言のようなものがあります。「受け手」から「読み手」になることが最初のステップなのかもしれません。

S.S