JR山手線の高輪ゲートウェイ駅から伊皿子坂をのぼり、ゆるくカーブしたその先に姿を現すこの敷地は、四方が道路と隣地の緑地に囲まれ、将来に渡り担保された空地に接しています。

尾根筋の山道を登り詰めた先にふと現れる見晴らしの良い休憩場所のような佇まい。その伊皿子坂沿いで今回の計画がスタートしました。

今回の計画地は二股に分かれる道路の角地ということもあり、全方向から建物が見られるような場所に位置していました。「この地形でどのように作ろうか」というのが最初の課題でした。

そうした課題を乗り越え、シンプルななかにも細部にこだわりが詰め込まれているエスセナーリオ三田は完成。なかでも外壁打放しは、設計側・施工側が一丸となり美しい仕上がりとなりました。

私たちはお客様や建築家の「おもい」や「こだわり」にとことん向き合い、そのこだわりがカタチになったときの喜びをお届けできる施工会社でありたいと思い続けています。