「サステナブル（持続可能な）」という言葉は環境問題への意識とともに広く浸透してきました。衣食住をはじめ人が便利に、快適に暮らす上で、環境を犠牲にしたままでは資源の枯渇も遠い未来の話ではありません。

サステナブルやSDGsといった言葉の認知とともに、私たちの暮らしへの意識も少しずつ変化しています。そしてそれはペットとの暮らしやそれ以外の動物たちへの配慮、地球温暖化への懸念も同様です。リサイクル素材やオーガニックコットンを使用したり、100%土に還るコンポストPoopバッグなど、ペットの健康や安全を第一にしながらさまざまな問題に取り組む製品を選ぶこと。

2020年6月沖縄からスタートした「Maison Nerosメゾンネロス」は、動物や環境に配慮した商品のみを提供するペットブランド。日本人とフランス人の夫婦が保護犬とペットショップで売れ残った子犬を迎え入れたことから始まりました。

二人が迎え入れたNeroとNosはメゾンネロスの立ち上げに大きなインスパイアを与え、ブランドの名前にもなっています。

「例えば食器を床に直接置くと食べる位置が低く、吐き戻しや消化不良の原因になりますし、体の大きなシニアペットには関節に負担がかかります。

ペットの健康的な食事方法のためのフードボウルは人気の定番アイテムです」（高見さん）

シンプルで洗練されたデザインと、質の良いものを長く使うことを提案しているメゾンネロスで取り扱うアイテムは、ペットファーストかつインテリアにもよく馴染みます。

そして「クルエルティフリー」も大切なコンセプト。クルエルティフリーとは、商品や活動が動物を傷付けたり殺したりしない、残虐性がないこと。メゾンネロスでは動物性素材を使用した商品は取り扱わず、植物由来のヴィーガンレザーなどを使用した商品を提供しています。

「サステナブルなペットブランドが、新しいライフスタイルに触れるキッカケになれれば嬉しいです。“人・動物・環境、わたし達を取り巻くすべてにやさしく”がテーマのMaison Neros。機能的でデザイン性にも優れたアイテムをご提案いたします」（高見さん）