愛知県春日井市 県営東高森台住宅
愛知県のP F I 方式整備事業が進行中!
東高森台住宅での 2棟建て替え+駐車場整備

PFI方式整備事業として受注し、現在施工中である春日井市の県営東高森台住宅。大規模ゆえの苦労や今後につながる手応えなどについて、工事部主任の鈴木さんに話をうかがいました。
PFI方式整備事業とは?
設計や建設、維持管理、運営を、民間の資金や技術的能力などのノウハウを活用して進める事業方法。事業コストの削減と、質の高いサービスの提供というメリットがあります。
̶現在までの施工状況をお教えください。
愛知県が公募するPFI方式整備事業は過去に2件落札しており、今回は3件目※1となります。
全容としては、県営住宅内の既存棟2棟(5階建て)を壊し、100戸規模の10 階建てRC住宅を1棟建築し、余った敷地に駐車場を設けるというもの。
私を含め社員2人と株式会社ユニホー(同グループ会社)の担当が1人、あとは派遣の協力会社から2人という5名体制で臨み、まずは『工事スペース』と『生活動線』の確保を念頭にスタートしました。
具体的にいうと、前者は地面のスロープ化。幅80m近い広大な敷地内には階段によって高低差があったため、重機などが最短ルートで通りやすいよう、土を削ってスロープにしました。
また、既存物ありきの工事だけに現場周辺の通学路、歩行路などのリサーチに時間を費やし、大型工事車両が通るルートを限定するなど配慮を重ねました。
現在は躯体が8階あたりまで、部屋が2階くらいまで出来上がっている状況です※2。
̶どのような点に注力しながら進めていますか?
100世帯の大きな建物ですので、チームとして機能的に動くことに重点を置いています。
これまでは梁、柱などの構造躯体を確認し、断熱材の厚みなどの性能部分を確かめ、最後にクロスや床、外壁などの仕上がり品質をチェックする一連の作業は自分だけで完結できていましたが、今回は複数人が同じ水準で進めなければなりません。
私自身が部下の管理能力をもっと高め、小さなことでもフィードバックすることを意識付けています。
また、マンションは同じ作業を上へ上へと積み重ねていくものですので、同じ手順、同じ箇所、同じ時間帯などを意識してルーティン化し、極力『イレギュラーな動き』を出さないこともポイント。
万一納得出来ない部分があったら即修正し、それを新しいルーティンに加えることで、最後まで精度を保ち続けるわけです。
̶今後の意気込みなどをお聞かせください。
朝礼での整列や、現場内の整然とした様を近隣の方に見られた際、「規則正しく気持ちが良い」と言われたことがありました。
あらためて日々の誠実な行動は大切だと気づかされ、そのような初心を忘れず、さらに複数の企業やチームと協力して今回の経験を活かしたいと思いました。
そして、この記事を読んで、麦島建設に少しでも興味を持ってくれる若い世代が出てくることも期待します。




工事部 主任 鈴木 雅大
およそ60名の工事部の中で建築現場を統括し、人や工程の管理を担うポジション。
DATA
- 所在地/県営東高森台住宅(愛知県春日井市)304号棟・305号棟の建て替え及び駐車場整備
- 建物規模/RC10階建て(100戸)
- 工期/2023年12月21日~2027年7月30日(予定)

- 〒466-0064 名古屋市昭和区鶴舞2-19-10
TEL(052)872-6106
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