原材料選びから製品の廃棄までのエコ技術を発信!
花王エコラボミュージアム
Kao Eco-Lab Museum
洗剤やシャンプーなどでお馴染みの花王が、和歌山事業場内に開設したミュージアムです。
私たちの生活を取り巻く地球環境や、同社の先進的なエコ技術を発信しています。
工場見学も可能で、実際の製造現場も深く学べます。
暮らしに密着した製品から
地球環境に配慮した
モノづくりの裏側に迫る!
ミュージアム内は、地球環境を考えるゾーン、製品と歩んだ花王の歴史ゾーン、そして原材料の選定から廃棄に至るライフサイクル全体のエコな取り組みを紹介するゾーンの3つで構成されています。
特にエコな取り組みは「原材料」「つくる」「はこぶ」「つかう」「ごみに出す」の5つに分類され、環境負荷を減らす工夫や製品開発を直感的な展示で学べます。
さらに、長年培った界面活性剤に関する高い技術力が、道路や建設、タイヤといった意外な分野でも活かされている驚きの体感もできます。
地球にやさしい!植物由来の界面活性剤
花王の洗濯用洗剤には、ココヤシやアブラヤシの実から抽出した植物由来の界面活性剤が使われています。
例えば、固形石けんを1個作るためには、なんと23個分ものアブラヤシの実が必要になるのです。

まるでパズル!?入れ方の工夫で輸送回数を減らす
エコなモノづくりは製品の「輸送」にまで及び
ます。段ボールの設計を見直して強度を保ちつつ、厚みを薄く変更。
さらに段ボールの大きさを小さくすることで、1回に運べる量を増やしています。梱包のアイデアで輸送効率を高め、CO₂削減にもつながっているのです。

ゴミ削減のカギは詰め替え&付け替えにあり!?
使い終わった後のゴミ削減に向け、製品の進化は続きます。今や定番となった詰め替えパッケージの展開により、プラスチック使用量を削減しています。
私たち消費者の選択一つで、日々のゴミの量を減らすことができるのです。

水と油を馴染ませる、界面活性剤の力を体感しよう!

ミュージアムの中央部分には「エコ家事ラボ」という実験コーナーが設けられています。
水に沈めたスプーンの油汚れに洗剤を数滴落とすと、界面活性剤の働きによって油がふわりと浮かび上がる様子を観察可能。
家事の裏側にある科学を楽しく学びましょう!


花王エコラボミュージアム
館長 田中 篤史さん
原材料選定から製造・輸送・使用・廃棄まで、製品ライフサイクルで環境負荷を減らす技術と工夫を展示・体験で紹介しています。
日用品・化学品を支える研究や開発の視点に触れ、仕事や学びのヒントや新たな気づきにもつなげていただければ幸いです。

DATA
- 和歌山県和歌山市湊1334
花王株式会社 和歌山事業場内 - 開館時間/9:30~16:00
- 休館日/土・日・祝日および会社休日、年末年始
- 入館料/無料
- 見学方法/事前予約制
- https://www.kao.com/jp/corporate/outline/tour/eco-museum/





