時計の歴史や技術、セイコーの歩みが分かる!
セイコーミュージアム 銀座
THE SEIKO MUSEUM GINZA
創業100周年を記念して創設されたセイコーミュージアム銀座。2020年に創業の地・銀座へ移転し、リニューアルオープンしました。海外からも多くの来館者が訪れる、時計の歴史やものづくりを間近で体感できるミュージアムです。

時を刻み、生活に寄り添う時計。
日本の精巧なものづくりと
挑戦の歴史を体感!
各階で異なるテーマで構成されたセイコーミュージアム銀座。
2階から5階では、創業者・服部金太郎の足跡とともに、創業当時の掛時計や最新技術を活用した腕時計、キャラクター時計など、さまざまな展示品から時計の進化を伝えています。
6階の「グランドセイコーミュージアム」では、日本が誇る世界最高峰のものづくりを感じられます。
地下1階には、国際大会を支えたスポーツ計時機器や、海中や宇宙の極限環境で使われたものがあり、全館を通じて人々の暮らしに寄り添い、挑戦を続けてきた時計の物語を感じられます。


時計の国産化への挑戦と、世界初のクオーツ式腕時計!
セイコーの挑戦は、創業者 服部金太郎が1892年に「時計の国産化」という目標を抱いて設立した工場「精工舎」から始まりました。その飽くなき探究心は、1895年の懐中時計「タイムキーパー」を生み、1909年には全ての部品を自社製造した懐中時計「エンパイヤ」、1969年には世界初のクオーツ式腕時計を世に送り出すことに成功します。機械式時計の100倍もの精度で、時計の歴史を塗り替えました。


自然の力を用いた時計や 日本独自の時刻を表す時計!
ミュージアムの3階では、太陽や水などの自然の力を利用した時計や初期の機械式時計、江戸時代まで日本で使われていた不定時法※に対応した時計などが展示され、各時代の時間の計り方を知ることができます。


世界最高峰の技術と極限まで追求された美しさ!
6階は、グランドセイコーの腕時計を展示したフロアです。時計の本質である視認性や造形美、そして日本人ならではの美意識を極めた腕時計からは、職人の技を随所に感じられます。

国際的なスポーツ大会を支える正確なスポーツ時計!
スポーツ時計や海中・宇宙など極限環境での使用にも耐え得るように開発された時計など、挑戦の歴史を物語る製品を間近に見ることができます。

館長
石井 俊太郎さん
創業者の服部金太郎に関する逸話に、関東大震災で焼けた懐中時計と新品を交換したという話があります。当館は、人のために行動した金太郎のように、人の営みに寄り添った製品を開発しながら、海外の時計に追いつき追い越すために発展してきたセイコーの歩みと、時計の進化を感じていただけるミュージアムになっています。

DATA
- 東京都中央区銀座4丁目3-13 セイコー並木通りビル
- 開館時間/10:30~18:00
- 休館日/月曜日・年末年始
※予定は変更となることもございます。 - 入館料/無料
- https://museum.seiko.co.jp/





