東京都台東区 Brillia ist 浅草
観光地ならではの難条件と 複雑なデザインをチームで完遂
浅草への調和を目指した 「Brillia ist 浅草」

つくばエクスプレス「浅草」駅 から徒歩約1分。観光客が行き交う西浅草に高層マンション「Brillia ist 浅草」(ブリリアイスト浅草)が誕生しました。浅草らしい「和」の色彩と、都心生活を支える最新設備を融合。その完成の裏には、この地特有の制約を「誠実な対話」と「現場力」で乗り越えた奮闘がありました。施工を担当した池田建設・川本所長にお話を伺います。
Brillia ist 浅草
外観は浅草の街並みに調和する「弁柄色」をアクセントに、東面には特殊化粧型枠によるリブ状(格子状)デザインを採用。内観は1DK~2LDKのプランに対し、システムキッチンや浴室乾燥機、無料インターネットなど、現代のライフスタイルに寄り添う機能性を完備しています。
DATA
- 所在地/東京都台東区西浅草2丁目27番12号
- 階層:構造/地上15階建(RC造)
- 総戸数/68戸
- アクセス/つくばエクスプレス「浅草」駅より徒歩約1分

観光地・浅草での「誠実な対話」安全最優先で築いた信頼
― 今回の現場は、国際的な観光地である浅草の中心部。人通りの多さも工事の課題となったのでしょうか?
川本:そうですね。駅徒歩1分という好立地は、裏を返せば「常に人が絶えない」という施工上の難所でもあります。特に外国人観光客の方も多いため、資材搬入やタワークレーンの運用時には、第三者災害の防止を徹底しました。また、角地を含まないL字形状の土地であったため、資材の搬入経路が極端に制限され、裏手の狭い通路から人力で運ぶことも。コンクリート打設一つとっても、生コン車の待機場所や順序をパズルのように組み合わせ、短時間で効率よく終えるための試行錯誤を毎回繰り返しました。
― 地域の方々とはどのように関係を築かれたのでしょうか?
川本:そうですね。駅徒歩1分という好立地は、裏を返せば「常に人が絶えない」という施工上の難所でもあります。特に外国人観光客の方も多いため、資材搬入やタワークレーンの運用時には、第三者災害の防止を徹底しました。また、角地を含まないL字形状の土地であったため、資材の搬入経路が極端に制限され、裏手の狭い通路から人力で運ぶことも。コンクリート打設一つとっても、生コン車の待機場所や順序をパズルのように組み合わせ、短時間で効率よく終えるための試行錯誤を毎回繰り返しました。
― そのために、現場の雰囲気づくりで意識されたことはありますか?
川本:設計事務所の方や職人さんとしっかりコミュニケーションを取ることです。どうすれば形にできるかを一緒に考える関係性を築くように心掛けました。あとは「掃除」です。所長の仕事は、現場を巡回し、掃除をして、危険の芽を摘むことだと思っています。


図面を超えた「想像力」職人と作り上げたリブ状デザイン
―建物のデザイン面でのこだわりについてお聞かせください。
川本:特に力を入れたのが、東面の外壁に採用した「リブ状デザイン」です。1階から14階まで縦横に規則的な凹凸が施されているのですが、これは施工図だけで完全に表現できるものではありませんでした。型枠を外したときにどう見えるか、職人さんと共に完成形を想像し、「目地の位置はここで良いか」「金物はどうするか」と現場で緻密な調整を重ねました。実際にやって上手くいかないときは施工方法を変え、徐々に形にしていったのです。

現場で培った経験を次なる挑戦の糧に
―竣工を迎え、今後の抱負をお聞かせください。
川本:完成した建物は、ペットとの共生や高度なセキュリティの充実など、多様化する現代のライフスタイルに寄り添うスペックを備えています。数々の制約を乗り越えて作り上げたこの場所が、新しい生活の場として選ばれていくのは嬉しいですね。都心の建設プロジェクトは今後、さらに大型化・複雑化が進むでしょう。ですが、今回の工事で培った「チームの結束力」と「現場の想像力」があれば、どんな難工事も乗り越えられると確信しています。今後はこの経験を糧に、マンション以外の用途の建物にも挑戦していきます。





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