ZEN CLUB

2026年 09 月号 Number. 593

<ZENグループの今>プロジェクトing

株式会社ZENウェルネス 東京都江戸川区

「4つのWin」を軸とした 理想の関係づくりに挑戦

迷ったときの「道標」のような頼られる施設を目指して

緑豊かな環境で入居者様の笑顔を支えている「アシステッドリビング江戸川」。

今年の1月より施設長に就任した畑山さんは「4つのWin」をテーマに施設運営に取り組んでいます。

今回は取り組みのきっかけとなった思いや、今後の展望などについて畑山さんにお話を伺いました。

アシステッドリビング江戸川

所在地/東京都江戸川区西一之江3-27-17

2021年10月1日にオープン。居室総数86室のリゾートホテルをイメージした介護付有料老人ホームです。

施設玄関を出てすぐ隣に「親水公園」があるため、天気の良い日には外気浴や外出レクリエーションなどを実施。入居者様は緑と水に溢れた環境で季節を感じながら過ごされています。

入居者・スタッフ・ご家族・地域4つの笑顔が未来を拓く

̶-どのように「4つのWin」を掲げるようになったのでしょうか。

計画はすでに2~3年前からあり、全社的にSDGsへの取り組みが活発化してきたことに起因します。電話が多ければ通信料がかかり、紙の資料が増えれば資材費もかかる。

このような身近なムダをなくしていくため、サポートをオンライン化する構想がありました。

また、他県から来られた入居者様に「入居者アプリは使わないの?」と逆に聞かれたこともあり、その頃から意識していたのもありますね。

自社開発するほどの体制は整っていなかったので、既存アプリに目を付けたのですが、「totono」に決めた理由は開発元が同じ管理会社だったという点。

入居者様対応に熟知されていますし、何よりFAQのひな形がおよそ350件あるという部分にも惹かれました。自己解決で悩みがすぐ解消できることは大きなメリットです。

̶-入居者様と接する上で意識されていることを教えてください。

計画はすでに2~3年前からあり、全社的にSDGsへの取り組みが活発化してきたことに起因します。電話が多ければ通信料がかかり、紙の資料が増えれば資材費もかかる。

施設の隣には「親水公園」があり、天気の良い日には外気浴や散歩に行っています

「なりたい姿」「幸せの形」を伺い実現に向けてサポートしていく

̶̶-スタッフと接する上で心がけていることを教えてください。

スタッフ一人ひとりの「なりたい姿」を後押しすることが私の役割だと考えています。

そのため、個別面談の機会を積極的に設けています。大切にしているのは、「選択肢」を考えること。

こちらが一方的に指示を出すのではなく、選択肢を提示してスタッフ自らが選び行動することが、より良い成長につながると考えているからです。そして、スタッフの挑戦を後押しする環境づくりに力を入れ、一緒に成長できるチームになれればと思っています。

̶̶-ご家族様に対しても、非常に誠実な姿勢を貫かれていると伺いました。

施設探しをされているご家族様の多くは、何を基準に選べば良いかも分からず、不安を抱えていらっしゃいます。

そのため、まずはご本人やご家族様の状況や思いを丁寧に伺う。

そして、当施設だけでなく在宅介護や介護老人保健施設など、ご希望に合わせた施設やサービスの提案を心がけています。

ご本人とご家族様の「幸せの形」を第一にした提案を続けることで、入居の有無にかかわらず、地域の皆様から信頼される存在でありたいと考えています。

入居者様と同じ目線で会話し、スキンシップも交えながら笑顔の輪を広げています

地域との交流を深めて求められる施設へ

̶-5月よりスタートし、手応えはいかがですか?

新規入居者様へのガイドブックと一緒に告知入りのチラシもお渡しすることでアプリの活用を推進しており、7月末時点で500以上のダウンロードがありました。

それに伴い、電話での問い合わせも激減しており、さっそく効果を感じています。

カスタマーセンター(実際に対応業務を行う部署)の方からも「車庫証明書を発行する際、申請書の記入漏れがないからスムーズ」などの嬉しい意見もいただいています。

その他、今回を機に新規入居者様には「入居時損傷箇所確認届(※)」を写真付きで送信していただくようになったのですが、それを見た際に思わぬ壁のキズを発見したので、すぐにメンテナンスの部署が対応できました。

効率化はもちろんのこと、日々の業務の中にも“気づき”を得られることがとても有意義だと感じています。

ご家族様とも定期的に面談を行い、時には一緒に外気浴に行くことも

地域との交流を深めて求められる施設へ

̶-これからどんな地域交流を行いたいと考えていますか。

ヤクルト販売店などの企業と連携した健康講座や地域交流バザー、保育園児たちとの交流会などを行いたいと考えています。

特に子どもの頃から施設に親しみを持ってもらうことで、将来ご家族様の介護が必要になった際に、「まず相談してみよう」と思っていただける存在になれたらと思っています。

また、地域で暮らし続けるためには、訪問看護・介護者など関係機関との連携も欠かせません。

実際に、訪問看護のスタッフさんとつながりがあったことで、入居者様の在宅復帰への支援がスムーズに進んだケースもありました。

お互いに支え合い、困った時には相談し合える関係を築くことで、利用される方々にとって最適な支援を実現したいです。

̶-今後の目標を教えてください。

あらゆる方面から求められ、頼られる施設になるのが目標です。そのためにも私自身も日々学び続けながら、その知識や経験をすべて「4つのWin」の実現に注ぎ込んでいきます。

そして、入居者様やご家族様はもちろん、地域住民の方々や病院などの関係機関からも、「まずはアシステッドリビング江戸川に相談してみよう」と真っ先に名前が挙がる存在になっていきたいです。

さまざまな業種のスタッフが関わるため、連絡は専用の申し送りツールを活用。定期的に会議を行い、活発に意見交換を行っています。