ZEN CLUB

2026年 09 月号 Number. 593

コミュニケーションをグッと円滑に!

伝わる言葉の活用術

人間関係を円滑に進めるために欠かせないコミュニケーション力。特に言葉の使い方については、上手に伝わるポイントを知っていれば、さまざまな場面で役立ちます!

挨拶時の会話で変な空気にさせない言葉

ご近所さんと会った際は、挨拶だけでなくちょっとしたひと言を添えると好印象を与えます。

しかし話題を間違えてしまうと、イヤな思いをさせかねません。

ポイントは、プライベートには踏み込まず、天気や季節の風物など“誰にでも当てはまる話題”を選ぶこと。

たとえば「今日も暑くなりそうですね」や「昨日、快適なネッククーラーを見つけました」など。

こうしたやり取りは、挨拶だけ交わすよりも人間性が伝わりますので、友好的なご近所付き合いが構築できるでしょう。

良い例・悪い例

bad 「良いお天気ですね。今日は出かけないんですか?」

天気を話題に選んだのは良いのですが、「今日は出かけないんですか?」という言葉には、常に見張られているようで嫌悪感を抱く人もいるでしょう。

また、この発言はプライベートの領域に踏み込んでいると受け取られ、場の空気を読まない無神経な人と思われても仕方がない「NGワード」です。

「良いお天気ですね。 我が家は朝から洗濯機がフル回転です」

BADのように相手に質問するフレーズは、ズケズケとモノを言う人という印象を与える可能性があります。

しかし「朝から洗濯機がフル回転」とサラッと自己開示するひと言を言える人は、朗らかで嘘のない人と好印象。

さらに、良いご近所付き合いへと発展していくでしょう。

「良いお天気ですね。 我が家は朝から洗濯機がフル回転ですので、お騒がせしていないか心配です」

マンションや集合住宅などでは、生活音を気にする方が多いと言えます。

そこで、GOODのフレーズに「お騒がせしていないか心配です」と、気遣いを見せる言葉をプラスすると「周囲への気配りを忘れない人」「人間力のある人」と印象はさらに良くなります。

こういう人がご近所にいれば心強いですし、豊かであたたかなお付き合いが生まれるのは、疑いようがありません。

監修:臼井由妃

監修:臼井由妃

著述家・講演家・起業コンサルタント。「マネーの虎」への出演をはじめメディアへの出演も多数。コミュニケーションや話し方をテーマにした著書も豊富で、宅地建物取引士や行政書士などの資格も保有。