ZEN CLUB

2026年 05 月号 Number. 589

コミュニケーションをグッと円滑に!

伝わる言葉の活用術

人間関係を円滑に進めるために欠かせないコミュニケーション力。特に言葉の使い方については、上手に伝わるポイントを知っていれば、さまざまな場面で役立ちます!

疎遠になっていた友人と距離を縮める言葉

疎遠になっていた友人と久しぶりに話をする場合、挨拶するや否や本題に入るのではなく「あの頃は楽しかったね」とか「○○の時は頑張ったよね」という『共通する経験』をサラッと前置きしてから、本題に入ると良いでしょう。

加えて「△△さんを誇りに思っている」「頼もしい存在だ」などのひと言を添えれば、相手の心は和み、一気に距離が縮まるでしょう。今回は、最寄り駅でばったり再会したというシチュエーションで解説していきます。

良い例・悪い例

bad 「元気だった?ところで、来月●●があるんだけど参加してくれたら助かる・・・」

疎遠にも関わらず「元気だった?」で始まる遠慮のない話し方をするのは、いかがなものでしょうか。

礼儀を知らない人と受け取られる可能性が高いだけでなく、いきなりの誘い文句に抵抗感を抱く人もいるでしょう。

「頭数合わせのために声をかけてきただけ」と考えられても仕方ありません。これは「NGワード」です。

「ご無沙汰だったね。●年前に●●をして以来だよね。ずっと会いたかった。良ければ今度食事でもしないかな?」

長い間連絡を取らなかったことに対するお詫びをしてから、サラッと思い出を語れば、当時の良好な関係や楽しい場面が映像のように浮かんでくるはず。

そして素直に自分の気持ちを語った上で食事などに誘ったならば、断わる理由はないでしょう。

「ご無沙汰だったね。●年前に●●をして以来だよね。ずっと△△さんの活躍を頼もしく思っていたよ。 良ければ今度食事でもしないかな? ●●が好物だったよね」

GOODでも疎遠になっていたお詫びと、また会いたいという今の自分の気持ちが嫌味なく伝わりますが、「頼もしく思っていた」をプラスすることで、相手の気分は上がります。

さらに好物を覚えていたことに、感激するでしょう。長い月日の隔たりも一気に解消するのは疑いようもありません。

監修:臼井由妃

監修:臼井由妃

著述家・講演家・起業コンサルタント。「マネーの虎」への出演をはじめメディアへの出演も多数。コミュニケーションや話し方をテーマにした著書も豊富で、宅地建物取引士や行政書士などの資格も保有。