神奈川県横浜市 オアフクラブ若葉台
高齢者の心と体を健康に! いきいきとした暮らしを応援する
機能改善プログラム 「グッドライフ」

-「こころとからだ」を育む総合フィットネスクラブのオアフクラブ。
高齢者向けに行われる「グッドライフ」は、運動を軸に「体力増進」「認知症予防」「社会コミュニケーション」の3つの効果が期待できる注目のプログラムです。
若葉台店では約10年前に導入し、利用される方が着実に増加しています。
今回は若葉台店の藤巻さんと大神田さんに「グッドライフ」を軸にした取り組みについてお伺いしました。

高齢者の多い地域で健康寿命を高めるプログラムをスタート
―「グッドライフ」を始めた経緯を教えてください。
藤巻:若葉台店は12年前、横浜市の中で高齢者が多い団地の中にオープンしました。もともとウォーキングをしたり、イベントが盛んだったり、元気な方が多い地域ですが、基礎体力や柔軟性を維持して健康寿命をより長くすることや、認知機能の低下を防ぐ「グッドライフ」を導入することに。実際に「体力が落ちて不安」という方が多く、ヒアリングをしながら「こういうクラスはいかがですか?」と導いていきました。
大神田:私たちコーチが、現場での経験談を伝えることで安心して入会いただいています。マシンやプールをセルフで使ったり、ヨガなどの教室に自信がない方が、まず「グッドライフ」に参加していただくことで、体を動かすきっかけとなっています。

ジムやプールで行うのは元気に過ごすための体づくり
―どのようなトレーニングを行うのでしょうか?
藤巻:機能改善が目的で、ハードなことはしません。ジムでは足踏みや姿勢改善、ストレッチなどです。
大神田:プールはウォーキングが主体です。体に負担をかけない環境で、普段はしづらい動きも行います。
藤巻:それぞれ認知症予防も取り入れています。認知機能改善には「頭を使う+体を動かす」ことが良いため、ジムでは手遊びをしたり、レッスンの最初に伝えたキーワードを最後に聞いたり。できなくてもいいんです。「考えること」が活性化につながります。
大神田:プールではウォーキング中や給水中などに「ご飯は何食べた?」「さっき何やったっけ?」などの会話をして、記憶に働きかけるようにしています。

まずはコーチ自身が楽しむことでお客様が楽しめる雰囲気に
―トレーニングでは何を意識していますか?
藤巻:お客様と一緒に楽しく運動できるのが一番です。質問や困っていることも直で把握できます。
大神田:私も同じく、自分が楽しんでいれば、お客様も楽しんでいただけると考えています。また、個々にできることやスピードが違う中で、どういう状態かを把握しながら「できる範囲でやりましょう」と伝えています。状態把握のためにこちらから声掛けをしますが、お客様自身から伝えていただくことも多いです。普段の交流により、話しやすい雰囲気ができているのだと思います。
藤巻:合理化が進み、無人受付のクラブも増えていますが、私たちは世間話などをしながらコミュニケーションを取ることを心掛けています。
大神田:交流の一環としてイベントを行ったり、バスツアーも企画しています。そこで初めて話して仲良くなったという方もいらっしゃいますよ。

何世代にもわたって繋がるフィットネスクラブへ
―「グッドライフ」の反響はいかがでしょうか?
藤巻:日々目の前のお客様と向き合いコーチングを続ける中で、お客様同士の口コミで広がっているのを感じています。
大神田:「グッドライフ」で生まれた仲間との交流を楽しむ方、動けるようになったことが自信になり、泳ぎやエアロビクスなどのクラスへステップアップする方もいて、それぞれの楽しみ方を謳歌されています。
藤巻:若葉台店では、高齢の方、そのお子様、さらにお孫様と三世代にわたってご利用いただいています。誰もが年を重ねていく中で、私たちが携わった方の健康寿命が延び、元気に過ごしていただくこと。そして、何世代にもわたって繋がり、「グッドライフ」の輪が広がっていくことが私たちの願いです。
GOOD LIFE CONCEPT

健やかな日常生活を送るために「体力増進」を行いながら、『考える』を取り入れることで「認知症予防」にもつながるプログラム。参加者同士やスタッフとのコミュニケーションも自然と生まれます。

- 若葉台:横浜市旭区若葉台3-8-2
(若葉台団地内・ショッピングタウンわかば内)
TEL.045-921-6506
https://www.oahuclub.jp/